タクシードライバーの仕事内容

基本的なことについて

タクシードライバーの仕事は、基本的には「お客さんを目的地まで運ぶ」ことです。駅やホテル、病院などに行くとタクシーが停まっているのを目にすることが多いでしょう。あれはいわゆる「客待ち」と呼ばれるもので、あちこちを走り回るよりも効率良くお客さんを捕まえられます。それ以外には、会社から無線で呼ばれることがあります。ただしタクシーには厳しいルールがあり、営業エリアが決まっています。具体的には乗車時か降車時のどちらかが、所属にしているタクシー会社の営業エリア内でなければいけないというものです。このルールを破ると、乗務員の資格停止やタクシー会社が営業停止になってしまう可能性があるので、注意しなければいけません。

それ以外にやっておくこと

ただ車を運転しておけば良いわけではなく、意外とタクシードライバーはやることが多いです。例えば車両の点検がその一つで、もちろんプロの整備士のチェックを受けますが、法律で決められているのは三ヶ月に一度です。普通の人が使う車なら過剰と言えるレベルですが、一日に二百キロ走ると言われるタクシーでは心許ないです。そこで仕事を始める前に、タクシードライバーが自ら点検を行うのが一般的です。それからアルコールのチェックを受け、通行止めやイベントが行われていないかの情報を調べます。その後、一日の売り上げの納金や日報の提出をします。そして業務が終わると毎回、自分が運転した車を洗わなければいけません。実はタクシーはドライバー専用ではなく、数人で乗るため次の人のために洗車をするのです。

ドライバーの募集に応募するにはあらかじめその業者を見学しましょう。丁寧に洗車されたトラックを持っている企業が優良業者です。